11月のセミナーのお知らせです。
今月のセミナーは「発達性トラウマ」に関する話題です。
スペシャルゲストは 浅井咲子 先生です
テーマは「発達性トラウマの理解と治療」としました
日時は 11月23日(土曜祝日)9時から12時 です
株式会社DMWは「支援者の支援」を
コンセプトに活動しています
支援者さんが癒されて活き活きしていることが
当事者さんにもプラスになる
という発想です
そして支援者さんも人間です
多かれ少なかれ傷つき体験もあることでしょう
しかも支援という現場で
実はトラウマを負ってしまうこともあるかもしれません
あるいは支援職を選択していること自体が
もしかしたらご自身のケアを
したがっているのかもしれません
当事者さんをケアしながら
ご自身のこともケアする支援者さんって
とても素晴らしいと我々は思っています
私も当事者さんも大切な「人」です
安心したい「人」です
傷ついた「人」です
別の表現をすると
「トラウマインフォームドな関わり」を
お互いが求めている
大切な存在とも言えるでしょう
昨年2023年の10月に
トラウマセラピストの浅井咲子先生をお招きして
「トラウマの理解と支援」について
対談セミナーを行いました
(本セミナーを受講する方は
昨年のセミナーを割引価格でご購入可能です)
昨年のセミナーも好評でした
参加者のご感想の一部を紹介します
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Aさん
「3人の先生の紡ぎ出す対話から生まれる安心の場が
とっても良かったです。
言葉からの深い癒しをいただけました。
八谷さんが浅井先生にたくさん質問してくれて
聞きたいことが聞けました。
支援者としてのあり方、納得です」
Bさん
「支援者として時には挫けそうになることもありますが、
内受容感覚を大切にしつつ
モヤモヤしながらも進んでゆこうと思えました」
Cさん
「トラウマやパーツ心理学について
専門的に学んだことはありませんが、
そんな私でもわかりやすいお話しで、
とても勉強になりました。
対人支援に携わる人は
自己一致していなければならないといわれますが、
トラウマのない支援者はいないと思いますし、
自分のトラウマやトリガーに気がついても
癒しに至らなければ自己一致した状態で
他者を支援し続けることは
困難なことではないかと感じていました。
そんな中、本日のお話しの中で
「世の中のほとんどは防衛適応」
「意思をもって行動していることのほうが少ない」
というお話しに心が救われました。
一部を一部として捉えるという
捉え方を習慣にするだけでも
ずいぶんと楽になるような気がしています。
本当にありがとうございました!」
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今回は「トラウマの理解と支援」から
さらにステップアップして
「発達性トラウマ」に焦点を当ててみます
DMWは
ポリヴェーガル理論やマインドフルネスを
わかりやすく伝えることをしています
それと同時に「心身の発達」にも
着目してセミナーを開くこともあります
つまり「発達トラウマ」は
DMWにおいても重要なテーマです
浅井咲子先生は今年の11月に
「発達性トラウマ治療のための実践ガイド」
という本を訳されました
副題は
「NARM(神経感情関係性モデル)で
小児期逆境体験と複雑性トラウマを癒やす」
です
「発達性トラウマの治療モデルとして
注目が集まる
NARM(神経感情関係性モデル)の実践書」
も表現されています
簡単にいうと
「体・心・社会(関係性)」の視点から
支援をする、ということです
ボトムアップおよびトップダウンの
アプローチを統合させたものです
訳本が出たばかりのフレッシュな咲子先生から
直接「発達性トラウマ」について
お話を聞けるかなり貴重な機会です
アーカイブ動画の視聴も可能です
お気軽にお申し込みください♪
詳細とお申し込み
日時:11月23日(土祝)9:00~12:00
場所:ZOOMによるオンライン開催
参加費:4,999円(早割価格) ※アーカイブ録画あり
- 画面オフ参加でも大丈夫です (でも出来たら画面オンが嬉しいです😀)
- 入退室自由です
「ポリ語研究会」と
「心身発達ケア(ハツラボ)」のメンバーは
特別価格がありますのでご決済時に選択してください
司会・インタビュアー:吉里恒昭
フォーチュンビレッジ代表 株式会社DMW所属
心療内科に勤務する臨床心理士・公認心理師
ポリヴェーガル理論やマインドフルネスを患者さんにもわかりやすく使いやすくする工夫を研究
著書に『心療内科の臨床心理士が伝える 最新メンタルヘルス入門』
『はじめての「最新メンタルヘルス」入門』
有料オンラインサロン「DMWクラブ」、「ポリ語研究会」のオンラインビジネス担当
特別ゲスト:浅井咲子 先生
児童精神科医
こんな方に来てほしい!
・対人支援のお仕事をしている人
・発達支援のお仕事をしている人
・カウンセラー、セラピスト、コーチ、コンサルタント
・トラウマケアに関心がある人
・教員、保育士、養護教諭、特別支援の支援員
・医療、福祉、教育、司法、産業保健の分野に携わっている人
・「心の支援」「心の教育」「心を扱う」仕事に携わっている人
・メンタルヘルス関連の支援をしている人
・支援者として成長したい人
・支援者の仲間(緑)を作りたい人
・浅井咲子先生のファンの人
テイムテーブル
9時から10時
発達性トラウマとは?
発達性トラウマとはなんでしょう?
我々の神経は、自律神経、感覚神経、運動神経などを含めた
様々な神経が存在します。
その神経たちが、活き活きとすくすくと活性化して
成長・発達していきますが、その成長・発達するためには
「安全で安心の環境」が存在することが大切です。
しかし残念ながら、「安全な環境」でないところで育った神経たちは
様々な生き残り戦略を実行していきます。
ところがその生き残り戦略、
あるいは防衛的に成長・発達していった神経たちの影響で、
その神経やその体を持っている本人さんは「生きづらさ」を
抱えてしまいます。
「愛着」や「神経」などをキーワードに「発達性トラウマ」について
考えていきたいと思います。
10時から11時
NARM(Neuro Affective Relational Model神経感情関係性モデル)とは?
NARMについて解説してもらいます。
そして「発達性トラウマ」を抱えた人たちが
どのように「生きづらさを理解していく」のか
あるいは「生きづらさを理解する支援」を支援者が
どのようにしていくのかについて考えていきます。
11時から12時
発達性トラウマを踏まえて支援者のためのセルフケア
我々支援者も多かれ少なかれ「トラウマ」を抱えながら生きています。
そして「発達性トラウマ」を抱えて生きていることもあるでしょう。
我々支援者が自分自身のために何ができるのか。
「発達性トラウマの理解と支援」の話題を踏まえて
支援者さんのセルフケアについても考えていきたいと思います。